2007年08月掲載
~中国の絵本・日本の絵本~
永遠の少年たちへ
夏休みに入り、北京に1人居残りのお父さんも多いようですね。今回は趣向をかえて、かつて少年だった人たちも楽しめる絵本を選んでみました。1人静かに童心に返るもよし、現役の少年とともに楽しむもよし、夏にお勧めの絵本たちです。
あらしのよるに
さむらゆういち/作 あべ弘士/絵 講談社
嵐をのがれてもぐりこんだ、まっ暗な小屋のなかで、互いに相手が誰と知らずに知り合ったヤギとオオカミ。ともあれあらしのよるの連れができてほっとしたふたりのおしゃべりは、うまい具合に互いの正体を判明させずにかみあって、ふたりとも気の合う似たもの同士と思いこみます……。暗闇の中ふたりが同じ言葉からまったく別の場面を想像しているさまが巧みに画面化され、ユーモラスな会話はその実、意味深長。日本ではアニメ化、ゲーム化と話題になったので、ご存知の方も多いかとは思いますが、じっくり読まれたことのない方、改めて自分のために手にとってみられては?
ようこそ森へ
村上康成/作 徳間書店
森に人間の一家がキャンプにやってきます。テント、飯盒炊さん、キャンプファイアーに満天の星、まぶしい目覚めに虫捕り、魚釣り……穏やかで平和なキャンプのわくわくが、人間をむかえるカケスの視線を通して描かれます。さりげなく描かれるこだわりのキャンプ道具、キャンプならではの非日常の光景……。画家自身が自然に親しむなかで目に焼きつけた、キャンプの醍醐味がぎっしり。カケスを自由自在に飛び回らせての構図展開もいろどりの変化もみごと! 鮮やかな緑が印象的な、アウトドア派に特にお勧めの1冊です。
なつのいちにち
はたこうしろう/作 偕成社
陽光あふれる昼下がり、少年が虫捕り網を握りしめ、家並みがくっきり影を落とす路地へ飛び出していきます。今日こそ1人で絶対つかまえる! との決意を胸に。カモメが舞う海辺、果てしなく広がる田んぼをぬけ、お宮の石段を駆け上がる。ハァ ハァ ハァ ハァ……。シャーン シャーンと虫の音が満ち満ちる雑木林でクワガタと格闘して……。
抜けるような青空、照りつける太陽……極彩色の夏色画面から、心躍らせたあなたの少年時代がよみがえってくることうけあいの、まぶしい1冊。
※このコーナーで紹介している本は、蒲蒲欄絵本館でお求めいただきます。
蒲蒲欄絵本館
朝陽区東三環路39号建外SOHO13楼1362
TEL:5869-3032
永遠の少年たちへ
夏休みに入り、北京に1人居残りのお父さんも多いようですね。今回は趣向をかえて、かつて少年だった人たちも楽しめる絵本を選んでみました。1人静かに童心に返るもよし、現役の少年とともに楽しむもよし、夏にお勧めの絵本たちです。
あらしのよるに
さむらゆういち/作 あべ弘士/絵 講談社
ようこそ森へ
村上康成/作 徳間書店
なつのいちにち
はたこうしろう/作 偕成社
抜けるような青空、照りつける太陽……極彩色の夏色画面から、心躍らせたあなたの少年時代がよみがえってくることうけあいの、まぶしい1冊。
※このコーナーで紹介している本は、蒲蒲欄絵本館でお求めいただきます。
蒲蒲欄絵本館
朝陽区東三環路39号建外SOHO13楼1362
TEL:5869-3032


